資産運用について

 

 皆さまこんにちは!株式会社晴です。

 全国の広範囲でフェーン現象により梅雨明けのような快晴と猛暑に見舞われていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 本日は、資産運用でよく耳にする「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」

 どちらも資産運用の収益のことを言います。

 その意味や違いを簡単にお話させていただきます。

 

 

 【キャピタルゲインとは❔】

 保有している資産を売却することにより得られる収益のことを指します。

例・1000万円の不動産を購入し、1200万円で売却。差額の200万円がキャピタルゲインです。

例・20万円で購入した株式を25万円で売却。差額の5万円がキャピタルゲインです。

 その他、金(ゴールド)を購入し、金の価格変動によって得られる売却益もキャピタルゲインに該当します。

 また、逆の意味で損失の場合はキャピタルロスとなります。

 

 

 【インカムゲインとは❔】

 キャピタルゲインの売却とは違い、資産を保有している状態で得られる収益のことを指します。

例・マンションを保有し、家賃10万円で賃貸に出す。入居者から毎月10万円支払われる。この10万円がインカムゲインです。

例・株を保有し、得られる配当金や株主優待による利益がインカムゲインです。

 その他、お金を預ける銀行預金で得られる利息についてもインカムゲインに該当します。

 

 

 【キャピタルゲインのメリット】 

・短期間で大きく資産を増やせる可能性がある。

 特に株式市場や暗号資産などは1年で価値が2倍以上になるケースもある。

 【キャピタルゲインのデメリット】

・暴落のリスクがある。特に不動産価値や株価の暴落で大きな損失をするケースが多いです。

 また、売るタイミングも非常に重要になります。リスク対策は常に考えておきましょう。

 

 

 【インカムゲインのメリット】

・比較的安定した収益が期待できる。

 収益頻度やタイミングは資産の種類によりますが、資産保有中は継続的に収入を得ることができます。

 【インカムゲインのデメリット】

・短期間で大きな資産にすることは難しい。

 1年間に得られる収益は投資金額の数%程度

 そのため、ある程度大きな資金を集めた上で長期間の運用を必要とします。

 

 

 【最後に】

 上記で述べた通り、お互いにメリット、デメリットがあります。

 短期間で大きく資産を増やしたい場合はキャピタルゲインが向いていますが、

 リスクや難易度を考えると経験値が必要となります。

 一方で安定した利益を確保する場合はインカムゲインが向いています。

 まずはインカムゲインから経験値を積むのも一つの手です。